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zoom RSS Phonoka+(フォノカプラス)製作記

<<   作成日時 : 2015/01/18 20:16   >>

驚いた ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 0

※非常に写真の多い記事になります。
とても縦長なので念のため閲覧注意※


以前、「Phonoka(フォノカ)」という、アルトイズ缶に収まるサイズの
真空管ハイブリッドのポータブルヘッドホンアンプを製作しました。

記事はこちら
http://jj0dir.at.webry.info/201401/article_2.html

今回、しろくまさんの方で、
Phonoka+(フォノカプラス)として、バージョンアップした形で
発表されたので、購入して製作してみました。

しろくまさんのブログはこちら
http://4690audio.blog.fc2.com/

さて、今回は、まず、本体と一緒に発売になった、
MOS-FETを使った超小型バッファ基板から
製作していきます。

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部品です。
背景、これカッターマットなので、マス目1cmですよ。
この小ささ…まさに「吹けば飛ぶ」ような部品です。
さっそく製作していきます。

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まず、小さめ(A4以下)のカッターマットを用意し、
そこにテープで固定します。
今回は医療用のサージカルテープを使ってみました。

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緊張しますが、1個目のMOS-FETをハンダ付けしたところです。
手順ですが、まず基板にフラックスをしっかり塗ります。
そして、ルーペで慎重に1番ピンを確かめてから、
パッドに部品を乗せ、ハンダ付けします。
ピンセットはなるべくいいものを使います。
小さめのマットを使ったのは、くるくる自在に回転できるため。
これが案外重要だったりします。

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2個FETがつきました。同じように、反対側の
今テープが貼ってある方のパッドにもFETをハンダ付け。

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こんな感じです。
ルーペで入念にチェックしながらハンダします。
基板が汚いことになっていますが、
あとでフラックス洗浄剤で洗い流すので問題ありません。

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裏面にも同じように、今度はチップ抵抗をハンダ付けしていきましょう。
2種類あるので注意しながら……。

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すべてのチップ部品がハンダ付けできました。
そうしたら、基板を丸ごとフラックス洗浄剤の中に浸し、
フラックスとヤニの汚れを落とします。

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若干抵抗が曲がってしまいましたが、
なんとかきれいに仕上がりました!
最後に、足をハンダ付けして、ICソケットに挿入できるようにします。

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そして、旧Phonokaで鳴るかチェック。
この基板は旧Phonokaにも対応しております。

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無事に左右異常なく音が鳴りました!!
よかった〜…。



さて、ここまでは前哨戦みたいなものです。
ここから、Phonoka+本体を製作してきます。

まず、パーツセット。

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今回は、「Webshop Bispa」というお店の
協力があって、部品のセットが発売になりました。
あっという間に完売してしまいましたが……。

Bispaさんはこちら
https://bispa.co.jp/

そして、次に、Phonoka+本体の基板とケースのセット。

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アルトイズ缶サイズの窓付きケースも一緒に購入しました。

Phonoka+の基板本体の写真です。

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それでは、製作に取りかかっていきます。
まずは、電源スイッチをハンダ付け。

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これが、基板用トグルスイッチです。
青色のトグルレバーの短いスイッチが標準
(Bispaのパーツセットに含まれる)になりました。

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説明書通りに加工したスイッチを、基板にハンダ付け。


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足も切って処理しましょう。

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説明書にしがたい、きちんと電源部分が機能しているか、
電圧を測定してテストします。
後にこの部分に問題があっても処理できませんので重要です。

きちんと電圧が出ていたら、次にジャックを取り付けます。

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面倒でも一手間、きちんと瞬間接着剤で固定してからハンダ付け。
ここにはかなり負荷がかかるので、しっかり固定します。

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ジャックがつきました。
次に、私は一部の部品を交換できるように
ソケット加工しました。
この方法もきちんとマニュアルに載っています。

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ピンソケットを必要な大きさに切り出し、余分な足をニッパーで切断、
さらに、細かいところのやすりがけをして、
干渉しないようにしてからハンダ付け。

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こんな感じになります。
なかにはフルソケットという猛者も……。
そして、次に抵抗とICソケットをハンダ付け。

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LED、入力カップリングコンデンサ、出力カップリングコンデンサのソケットも。
リード部品をすべてハンダ付けしちゃいましょう。

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次に、電池端子を加工します。
今回は親切に形に切り抜いてあるものが付属していますので、
これをマニュアルに従って折り曲げるだけです。

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こんな感じに曲げます。
かなり堅いので、ラジオペンチではなく普通のペンチの方が無難です。

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電池端子もハンダ付けしてしまいましょう。

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そうしたら、真空管の下に敷くゲルパッドを切り出して貼り付け。
今回は無色透明なものを用意してみました。
そして、出力カップリングコンデンサも差し込みます。

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ここで、真空管「RAYTHEON JAN 5676」の登場です。
サブミニチュア管になります。

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これもソケットに差し込みます。
これで、すべての部品が実装できました。

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充電池とMOS-FETバッファを装着し、音だしテスト。
出力に安物のイヤホンを繋ぎ、音源も繋いで再生します。
無事LEDが点灯し、真空管もほのかに光り、
音が正常に鳴りました。よかったよかった。

せっかくなので、すこし、基板の写真を。

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そうしたら、今回はせっかく窓付きケースも買ったのですが、
やはりそこはアルトイズ缶……ということで、ケース加工。
アルトイズ缶に穴を開けます。
写真無しです…すみません。

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今回使ったアルトイズ缶は、
「ウィンターグリーン」という味のアルトイズで、
日本では手に入りにくい缶になります。
今回は、半年ほど前に個人輸入しておいたものを使用しました。

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これで完成、なのですが、
もう一工夫して、入力カップリングコンデンサを、
前回の旧Phonokaに使ったものと同じコンデンサに載せ替え。

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これで、完成です。

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最後におきまりのショット。
しろくまのフィギュアと一緒に撮影っ!

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さてさて、肝心の音なのですが、
まず、そのホワイトノイズの少なさに驚きました。
旧Phonokaは、正直かなりのホワイトノイズがありました。
聞き苦しいほどではありませんでしたが、
曲と曲の間には多少気になったものです。
しかし、このPhonoka+では見事といっていいでしょう。
ほとんど感じられません。
音質の方も、前回と同様、
とても解像度の高く、それでいてどこか温かい、
不思議な感覚にさせてくれる音です。
MOS-FETバッファを使うと、若干クリアさが際立つのかな。
そんな印象です。

最後におまけ。

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テスト用に購入してあった、OPA627BP×2を装着。
真空管と627が奏でる、重厚感ある音は、
本当に酔いしれそうです。
このOPA627BPは使い回し用なので、
しばらく使ってみたら、627AU(表面実装×2)に載せ替えようと思います。

ここまで非常に長い記事を読んでくださり、
誠に感謝いたします。
おつかれさまでした。

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